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ヘルニアの話

天童市民病院 石田一 副院長

俗に脱腸と言われるヘルニアの話をします。

脱出内容は腸に限らず、女性では卵巣がとび出すこともあります。立った状態のときに太ももの付け根辺りにぽっこりと膨らみを自覚する人はいませんか。男性であれば、いんのうまで膨らむことがあります。大きくなれば当然、日常生活の邪魔になるし、痛みを伴い、腹痛の原因にもなります。最悪の場合、脱出内容がお腹に戻らなくなって、緊急手術になる場合もあります。

診断は視診でつくことが多いのですが、痩せた高齢女性に多い閉鎖孔ヘルニアは、腹痛に患側太もも前面の痛みを伴うことがあり、CT検査が診断の決め手となります。治療は人工半吸収性メッシュを用いて、ヘルニア出口をふさいで、さらに周りを補強する方法が一般的になっています。手術時間は1時間足らずで、手術当夜から食事は可能で、翌日退院もできます。

ヘルニアかもと思われる人には早めの受診をお勧めします。

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